「山や庭に咲いている自然の花が好き。曲がっていたり、花びらが落ちそうになっていたりするのも優しい感じでいいなと思うんです」という松田みどりさん。どことなく野に咲く花を思わせるような、ふんわりとした雰囲気を持つ人だ。白い磁器に描かれた桜やわすれな草の花は、野の風に吹かれて揺れているかのようにやわらかな動きに満ちている。有田窯業大学校で学んだ松田さんの器は、伝統の有田焼に松田さんならではの個性が加わって、独自の“ふんわり優しい”作風に仕上がっている。普段使いの器が中心で、「使っている人の上に花びらがひらひら降ってくるような絵が描けたらいいな、と思って一生懸命描いてます」と。持っているだけで心が温かくなる器たちだ。   工房
日出町豊岡是城237-17
TEL. 0977-72-0411
*工房を見学希望の場合は前もって電話を。
*作品は工房の他、国見町の涛音寮(TEL. 0978-82-1328)、別府市亀川の白亀堂(TEL. 0977-66-1893)でも見ることができる。

 

 ボトルフラワーや立体額とは、ブライダルブーケやお祝いの花束などを色鮮やかな状態のままガラスケースや額に入れて残すもの。大切な花が記念に残せるとあって、大分でも少しずつ人気が高まっている。ボトルフラワーアーティストの竹中真紀さんが作る作品は、「これって生花!?」と思うほど色も形も実際の花そのままがいきいきと甦って、感動もの。預かった花束は1本ずつ花をばらして特殊な方法で乾燥させ、最初のイメージ通りにアレンジする。小さな花びらも壊さないよう気配りし、葉は筆と絵の具で模様を再現するなど細かい作業だが、「好きだから楽しい。ずっと残るものなので妥協のない仕事を心がけています」と竹中さん。贈られたときの感動が鮮やかに残る、ハッピーな花のアートだ。   エム フルール
大分市花高松2-1-8『コーヒーハウスK』内
TEL. 097-553-4687
*ボトルフラワーの教室、体験コースもあり。体験コースは3,800円(1時間半・材料費込)、5名以上集まれば出張体験教室もOK。