菜食料理研究家の片山先生曰く“野菜料理は究極のエコロジー”とか。「まるごと使えば生ゴミも出ない、肉汁の油で汚すこともないし、火力もたくさんは使わない。それに肉を生産すればそれだけ穀類も必要。肉食者が多くなるほど家畜の飼料を生産する耕地のために森林を切り開くことになるのです」と先生。
 そこで、片山先生に肉好きな人も喜ぶ野菜料理を伝授していただくことに。基本は、野菜はできるだけ地元で採れた旬のものを使うこと。皮に栄養分があるので皮をむかずにまるごと使いきること。肉、魚好きの人には食感も味もそっくりの大豆製品を使うこと。たちまち出来上がった料理は、野菜の味がしっかり効いて、大豆などでできた「魚」や「肉」は見かけも味もそっくりそのままの旨み。先生の料理は、皮も捨てず、天ぷらの衣にハーブティーの葉まで再利用したり、すべてに無駄がない。どれも簡単で手間ヒマかけない上に体にやさしいのが嬉しい。エコだけでなくメタボで悩む人にもぜひお勧めしたい。

   
ソイミートはトリ肉に、おからこんにゃくはハンバーグに、車麩はブリや豚肉に変身!主に大豆を使った食品が多い。自然食品店などで販売している。   3種類をブレンドしたハーブティー、ジェイソン・ウェインターズ・ティーを使用。葉は無農薬で香りもクセがないので飲んだ後、乾かして料理にも使える。   季節の野菜をたっぷりと食べられるレシピばかり。おからと湯葉で作った揚げ物は白身魚そっくりの味だ。
 
サクセスプレイス
大分市今津留1-1-7 スカイメゾンリバーシャイン207
TEL/FAX 097-556-6896
 

車麩のブリ大根風

材料:車麩8枚、大根1本、絹さや適量、調味料(だし汁1カップ、しょう油90CC、みりん60CC、酒60CC、きび砂糖大さじ2)

作り方
(1)車麩は30分つけて戻し、軽く絞って4つに切る。
(2)大根は乱切り、絹さやは筋を取っておく。
(3)中華鍋に車麩を少量の油で揚げキツネ色になったら取り出す。
(4)同じ鍋に大根を入れて炒め、油が回ったら調味料すべてを加えて車麩を入れてフタ。沸騰後、中火10分、途中で上下に返してトロ火10分煮て、絹さやを加える。

 

季節の野菜のハーブ&オイル焼き

材料:カボチャ(皮付き1cm薄切り)1/4個、ジャガイモ3個、人参1本、蓮根1本、ナス2本、ブロッコリー(1口大小房に分ける軸も同様に)1房、パプリカ、赤、黄、オレンジ各1個、調味料(オリーブオイル大さじ3、塩小さじ1、セージ、ローズマリーなどハーブ大さじ1)ポン酢

作り方
(1)厚手のフライパンにオリーブオイルを入れて根菜類を入れ、オイルが回ったらフタをして弱火にし10分蒸し焼き。
(2)ナスとブロッコリーを加えて混ぜフタをして5分焼き、塩とハーブで味付けし最後にパプリカを加える。ポン酢をかけて召し上がれ!

 

ハーブティーの茶葉で
湯葉魚の天プラ

材料:おから100g、湯葉40g、山イモ50g、ハーブティー3パック、焼きのり3枚、調味料(こんぶだし小さじ2、塩少々)、天プラの衣(水150CC、酒30CC、小麦粉1カップ、塩少々、ハーブティー大さじ1)

作り方
(1)湯葉はお湯につけて戻し、山イモと一緒にフードカッターにかける。
(2)ボウルにおからと(1)の山イモと湯葉、ハーブティーの茶葉を入れ調味料で味をつけ、焼のりに挟んで2つ折りにして細く切る。
(3)天プラの衣を作り、180℃に熱した油で両面がカリッとなるまで揚げる。