明治から大正時代にかけて別荘として使われていた洋館を、戦前、今のご主人の先代が改造して民宿として始めたのが、「民宿田の湯館」の始りだという。石塀に囲まれた洋風木造内は、折りたたみの硝子戸や広い階段、クラシックの窓などに、今では使われない珍しい建材、硝子、タイルなどが当時のまま残り、まるで夢二の世界に迷い込んだかのよう。この雰囲気を味わいたくて、一晩でもいいからと遠くから泊まりに来るファンもいる。特に人気は離れの地下に作られたクラシックモダンなタイルばりの温泉。豊富な湯に浸かっていると時を超えた気分になる。もう無くなりつつある別府のハイカラな情緒を体験をするなら、ぜひ一度は泊まりたい宿だ。
 
田の湯館
別府市田の湯町8-10 TEL 0977-23-2228
大人一人1泊3,000円(朝食付き3,500円 要予約)
IN/午後(掃除が済みしだいOKです。) OUT/AM10:00
9室