宗次郎で知られるオカリナの親しみに満ちた音色、心にしみる素朴な旋律。そんな独特の響きに魅せられて、大分県立総合文化センター地下練習室で月2回の練習に励んでいるのが「オカリナクラブ」の面々だ。指導者の坪内千恵美さんも、フルート専門に勉強していたときオカリナと出合い、ハマってしまったひとり。
「オカリナは形が可愛くてどこでも気軽に吹けるのできっかけになりやすい楽器。忙しい今の時代にゆっくりとやれる趣味を持つのは素敵だし、自分で何かを表現できるって幸せなことですよね」と坪内さん。練習では童謡をはじめ映画音楽やポップスなどみんながやりたい曲に取り組む。ドレミも初めてという人からピアノ講師まで生徒たちの音楽歴はさまざまだが、「音楽に入り浸りでシアワセ」「性格が明るくなった」とみんなオカリナにぞっこん。坪内さんの吹く美しい音色に少しでも近づきたいと練習に精出す日々だ。
坪内千恵美
フルート&オカリナ奏者。大分県立芸術文化短期大学及び、同短期大学専攻科(フルート)修了。1996年大分市コンパルホールにてフルートとオカリナのリサイタル開催。フルートトリオ「アンサンブル♪パスピエ」のメンバー。NHK文化センター、パークプレイス大分1F JEUGIA(ジュージア)カルチャーセンター講師。
オカリナクラブ
場所/大分県立総合文化センター
Space Be練習室
日時/毎月第1・3土曜 13:00〜
料金/人数や場所によって異なる。
問合せ/坪内千恵美
携帯電話090-4513-8499

常に笑いが絶えない和気あいあいのレッスン。
「オカリナはいろんな笛の仲間の祖先のように思える」という坪内さん。
オカリナは北イタリアの小さな町で原型が生まれ、チロル地方の吟遊詩人たちが全ヨーロッパに伝えたものとか。小型でポケットに入る気軽さと、入手しやすい価格も人気の秘密。