(1)時々山から、裏庭まで野生の親子鹿が下りて来るというほど周辺は今だに自然が豊富。 (2)土蔵の2階には初版本の展示の他、画像や音声が飛び出す電子ブックが古風な和の中にハイテクが上手に調和。 (3)独歩と弟が下宿したという2階の低い天井の部屋。独歩は時折、この部屋から城山を眺めたという。
 
 武家屋敷通りの一角、城山を背にして佇む坂本邸は、門を開けた瞬間から時空間を軽く超えてしまう。明治26年、教師として招かれた国木田独歩が弟と下宿したという坂本邸は、庭園を含めたすべての空間に当時の面影を残しながら、さまざまな写真や直筆の手紙、初版本などを展示。1階の主屋、2階の下宿部屋、土蔵などを辿るうちに、独歩という繊細な人物像が浮かび上がってくる。美しい庭園を眺め、初版本を手に取り、さらに、2階にあるデジタル文庫の頁をクリックする。記念館というより、静かにひとり過したい旅人に似合う「家」だ。
国木田独歩館
佐伯市城下東町9-37
TEL 0972-22-2866
開館…9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館…月曜(月曜が祝日の場合は翌日が休館)
入館料…大人200円,小人100円
 
 
(1)お手前お茶を気軽に楽しんでもらいたいという浅井久子さんは表千家の方。 (2)離れには草庵の「五味庵」も。茶会や俳句会、短歌会など市民に利用されている。 (3)ほんのり甘い和菓子「佐伯むすめ」と共にいただく抹茶(300円)
 
 「歴史と文学の道」をそぞろ歩き、休息が必要になったなら、ぜひ立ち寄ってみたい茶室が「汲心亭」。観光客や市民にいつでも開放している茶室は、訪れれば、作法など知らずとも、おいしく丁寧に立てた抹茶を気軽に提供してくれる。美しく、凛とした庭園を眺めながら、座敷や縁側で和菓子と共に、ゆるやかな時間ごといただきたい。
茶室 汲心亭
佐伯市城下西町3-13
TEL 0972-24-3905
開館…9:00〜22:00(平日)9:00〜17:00(日曜・祝日)
お茶…9:00〜17:00
休館…月曜・12月29日〜翌年1月3日
 
 
(1)いつも笑顔を絶やさない主人のつねサン (2)左に下がっている旗が「さいき御膳」の目印 (3)これだけ豊富な種類が揃ったご膳料理が3,000円で味わえる!
 
 佐伯市商店街の料理人たちが腕をふるい、旬の海の幸をベースに、和食・寿司・洋食・中華でおもてなしする「さいき御膳」は、誕生以来、じわじわと観光客にも浸透している。「つね三」作の「秋のご膳」にもアジやヒラメなど秋の幸の素材を生かした料理がたっぷり。店主の心意気が食卓に上った逸品だ。ご主人が描く味のある季節画と共に楽しみたい。
つね三
佐伯市内町6-4
TEL 0972-23-7645
営…11:30〜14:00 17:00〜23:00
休…日曜
 
 
(1)ホダ場の椎茸にうっすらと雪が積もるのをイメージしたという「雪ん子寿し」(5コ入り380円)は第14回きのこ料理コンクール全国大会最優秀賞を獲得。 (2)本匠産の椎茸、大根、米、水から生まれた「雪ん子寿し弁当」は予約で販売。550円 (3)「雪ん子寿し」生みの親、高橋文子さん
 
 本匠村には小半鍾乳洞と共に、もう一つの名物が生まれている。それは高橋文子さんが考案した「雪ん子寿し」。甘辛く煮た椎茸の上にそっと白い大根がかぶさったシンプルな寿しは、味わったことのない深くて豊かな風味。評判が評判を呼んで、ついに「雪ん子寿し」の工房・販売店が誕生。本匠村の自然が生んだ大切な逸品が人から人へと伝わっている。
本匠村生活改善 愛の里工房
南海部郡本匠村宇津々2012-4
TEL 0972-56-5417(高橋)
営…8:00〜12:00
休…年中無休
 
 
甘さがやさしい可愛いおまんじゅうは抹茶にぴったり。チーズ・みそ・抹茶など豊富な味が揃う。独創的な洋菓子から、丹念に作られた和菓子まで並ぶ「うめだ」のオリジナル。
■ お菓子のうめだ
佐伯市城下西町1-1 TEL 0972-24-1231
この旗のある店が協賛店。詳しくは佐伯市観光案内所
(JR佐伯駅前、TEL 0972-23-2513)、または佐伯市のホームページで。
http://www.city.saiki.oita.jp/
■さいき御膳 一人前3,000円
■さいき御膳スペシャル一人前 5,000円
 (各協賛店同額)