安岐川河口にある住吉社の祭典で、始まりは文化11年(1814)。船上の炎が静かな川面に映る景色は、ダイナミックかつ幻想的。上陸した神輿を中心に毛槍組が古式にのっとって街を練り歩き、ラストは花火で締めくくられる。

朝獲れ太刀魚の青竹巻き。熱々「焼きだち」を頬ばる

国東の海で獲れる食材の新鮮さが魅力。アツアツをほおばるも良し、買って帰るもまた良し。

 国東特産の太刀魚をちょっと変わった食べ方で楽しめるのが、『道の駅くにさき』の『黒津之庄』。国東の海で朝揚がったばかりの太刀魚を三枚に開き、青竹に巻いて炭火で焼く「焼きだち」が名物だ。太刀魚特有の小骨がなくて食べやすいうえ、注文ごとに焼いてくれるので、香ばしい焼きたてを味わえる。1本1匹分で250円というお値段も魅力。タレは味噌・醤油・塩の3種類から好みのものを選べる。金・土・日・祝日の限定販売なので、週末の海水浴やドライブがてら立ち寄ってみては。
 同じく週末限定の手作り弁当も人気の商品で、海の幸を10〜12品も盛り込んだ「海の香なげこみ弁当」と山の幸たっぷりの「自然派弁当」の2種類がある。店内にはこの他、地元の人たちが家庭用に作った野菜や手作り饅頭、海産物、手工芸品などがずらりと並び、あれも、これもと目移りしそう。

道の駅くにさき 黒津之庄

東国東郡国東町小原2662-1
TEL.0978-73-2121
営/8:30〜18:00
休/なし

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週末になると店先で焼く「焼きだち」の香ばしい匂いが食欲をそそる。外のテーブル席で焼きたてを頬ばるのが絶対美味しい!売り切れご免の限定販売。
(2) その日に獲れた魚介で作る「海の香なげこみ弁当」700円。この日はトラハゼの南蛮漬け、エソのおろしあえ、タチウオの塩焼き、じゃこ入り菜飯などが入ってボリュームたっぷり。
(3) 「自然派弁当」は450円。いずれも金・土・日・祝日のみ限定。前日まで1個から予約OK。

みかんの包みを開けると可愛い房状のもなかが出現

形の愛らしさに感激、オレンジマーマレードを練り込んだ、ユニークなあんにまた感激。全国にファンを持つ国東銘菓。

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毎日焼きたての手作りパンが50種類以上も並ぶ店内。ふんわりやわらかい食パンやたこ焼きパンなどの調理パンが人気だ。
(2) 開けるのが楽しくなるパッケージ。封を切ったときの香りも魅力の「こまちみかん」1個(8房入り)525円。2個入り、3個入りもある。大分空港2階売店、トキハ本店・わさだ店でも買える。

たまや菓子舗

下原店:東国東郡安岐町下原
TEL.0978-67-1948
営/8:30〜19:00
休/日曜・祝日
 甘くて美味しい「国東みかん」をイメージしたキュートなもなか「こまちみかん」は、昭和40年代オープンした大分空港でもお土産として人気を呼んだ銘菓だ。今でも全国から注文がくるというもなかを作り続けているのは、安岐町のアキ食品。空港近くにある直売店『たまや菓子舗』で、たくさんのパンが並ぶ中にひっそりと売られている。このお店、現在はパンが主体で、お菓子はこまちみかんのみを作っているのだそう。みかんの房の形をしたもなかの皮に、オレンジマーマレードを練り込んだ自家製白あんが入っており、ほんのりみかん色をしたあんを口に含むと甘酸っぱい香りが鼻をくすぐる。みかんの皮をイメージさせる黄色の包装紙をむくと、8つの房のもなかが現れる可愛らしさも人気の秘密。女性へのお土産に喜ばれそう。